ユーザーマニュアル CS-88A
10製品各部説明 CS-88A フロントパネル 1. ポート選択ボタン ボタンを押すことにより、対応するポートに接続されているコンピュータを選択します。 ◆ 1 と 2 のボタンを同時に 3 秒以上押すことにより、キーボードおよびマウスをリセットします。 ◆ 7 と 8 のボタンを同
11CS-88A リアパネル 1. 電源ジャック CS-88A は外部電源不要で設計されておりますが、カスケード接続で使用時またはコンピュータからの電源が十分に供給されない場合、動作が不安定になることがあります。このような際には製品同梱の AC 電源アダプタをこちらに接続してください。 2.
12第2章 ハードウェアセットアップ セットアップの前に 1. 今から接続する装置すべての電源がオフになっていることを確認して ください。キーボード起動機能がついている場合は、コンピュータの電源ケーブルも抜いてください。 2. コンピュータやデバイスへのダメージを避けるために、接続されて
13カスケード接続 - 2 段階 より多くのコンピュータを接続する必要がある場合には、CS-88A ユニット同士でカスケード接続を構成することができます。1 段階目のユニットのコンピュータ側ポートと 2 段階目のユニットのコンソール側ポートを接続することにより、2 段階カスケードで最大 64 台
14カスケード接続 - 3 段階 CS-88A 同士のカスケード接続は 3 段階まで対応しており、最大 512 台のコンピュータを 1 組のコンソールで操作することが可能になっています。3 段階カスケード接続を行う場合は、以下の手順にしたがい導入作業を進めてください。ユニット導入数と接続可能なコ
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16第3章 基本操作 ホットプラグ CS-88A はホットプラグに対応しています。コンポーネントはシャットダウンせずにスイッチへの接続・取り外しが可能です。コンピュータ側ポート、コンソール側ポートそれぞれのホットプラグは以下の手順に従って行ってください。 注意:コンピュータ側ポートのホットプラ
17電源オフ、再起動 構成の中の CS-88A やコンピュータを取り外す必要がある場合は、再接続の前に以下の手順に従って電源オフ、再投入を行ってください。 1. CS-88A に接続している全てのコンピュータをシャットダウンしてください。カスケード接続を構成している場合は、すべての接続されてい
18ポート ID 番号 CS-88A のコンピュータ側ポートにはすべてポート番号(1~8)が割り当てられています。ホットキーや OSD によるコンピュータの切替は、多数のコンピュータを導入していても、この個別のポート番号を指定することによって可能になります。カスケード接続を行っている場合は、その
19ポート切替 CS-88A のポート切替操作は直接フロントパネルのポート選択ボタンを押す手動切替、キーボードからの便利なホットキー操作、OSD 画面によるポート選択の 3 つの方法があります。 ◆ 手動によるポート切替 フロントパネルのポート選択ボタンを直接押すことによって、対応するポート
2 注意 この装置は FCC(米国連邦通信委員会)規則、パート 15 の副章 J に従い、デジタル装置クラス B の制限事項を満たして設計され、検査されています。この制限事項は、本装置が一般家庭内で取り付けられたときに、有害な電波干渉が発生するのを防ぐために設定されています。また、本装置は高
20第4章 ホットキー操作 ホットキーによるポートアクセス ホットキーによって、キーボードから直接特定のコンピュータに KVM コントロールを切替えることができます。CS-88A は、以下のようなホットキーポートアクセス機能を備えています。 ◆ アクティブなポートの選択 ◆ オートスキャン ◆
21アクティブなポートの選択 それぞれのコンピュータポートは、ポート ID を割り当てられています(ポート ID 番号、P.18 参照)。ホットキーを用いて、このポート ID を指定することにより各ポートに接続されたコンピュータに直接アクセスすることが可能になります。以下の手順に従って入力して下さ
22オートスキャン オートスキャンモード時は、現在のオペレータがアクセス可能なすべての CPU ポートに対し、一定の間隔(Scan/Skip Mode:P.33 参照)で切替えながらモニタ表示をします。この機能は複数のコンピュータの動作を自動的に監視するのに便利です。 スキャンインターバルの設
23オートスキャン開始 オートスキャン開始のホットキーは以下の通りです: 1. HKM を有効にしてください(P.20 参照) 2. [A]キーを押してください。 [A]キーを押した後、自動的に HKM は解除され、オートスキャンモードになります。 ◆ オートスキャンモードで動作中、特定のポ
24スキップモード この機能では、コンピュータからコンピュータへの切替えを手動で行います。一定間隔で自動的に切替わるオートスキャンモードとは違って、スキップモードでは特定のポートを表示させておく時間を自由に決めることができます。以下のホットキーによって、スキップモードを実行することができます:
25ホットキービープ音コントロール ビープ音のオン/オフは OSD ファンクションで設定しますが(P.30 参照)、ホットキーでも設定可能です。ホットキー組み合わせは以下のようになっています。 1. HKM を有効にしてください(P.20 参照)。 2. [B]キーを押してください。 [B]
26ホットキー一覧表 [ポート ID] [Enter] 入力したポート ID のポートに接続されたコンピュータにアクセスします。 [T] [n] [Enter] オートスキャンのインターバルを設定します。[n]は秒数を示し、1~255 秒の間で設定します。 [A] オートスキャンモードを実行し
27第5章 OSD 操作 OSD 概要 OSD(オンスクリーンディスプレイ)はメニュー形式で表示され、KVM スイッチに接続されているコンピュータの操作・切替を行う機能です。すべての操作は OSD メインスクリーンから始めます。OSDメイン画面を表示するには[Scroll Lock]キーを 2
28OSD が起動すると、このような画面が表示されます。 注意: 1) この画面はアドミニストレーターモードのものです。ユーザーモードではアドミニストレーターのみが使用できる F4 ADM ファンクションは表示されません。 2) OSD は常にリスト表示され、選択時に使用するハイライトバーは
29OSD ナビゲーション ◆ メニューを閉じて OSD を終了するには、OSD メイン画面右上にある×マークをクリックするか、[Esc]キーを押してください。 ◆ ログアウトするには OSD メイン画面上部の[F8]またはマークをクリックするか、[F8]キーを押してください。 ◆ リスト表示の
3同梱品 基本パッケージ 以下のものが同梱されているか、ご確認ください。 ◆ CS-88A KVM スイッチ ×1 ◆ AC 電源アダプタ ×1 ◆ ラックマウントタブキット ×1 ◆ ユーザーマニュアル(本書) ×1 上記のアイテムがそろっているかご確認ください。万が一、欠品
30OSD ファンクション OSD ファンクションでは、OSD 操作に関する以下のような設定を行います。 ・任意のポートへのクイックアクセス ・特定のポートのオートスキャン ・ポートへのアクセス権限の設定 ・クイックビューポートの設定 ・ポートネームの編集 ・ユーザー管理 ・システム管理 ・OS
31◆ F2 LIST この機能を用いて、OSD がメイン画面に表示するポートの範囲を設定することができます。OSD ファンクションの多くは、メイン画面のリストに表示されている中から、選択されたコンピュータだけを操作します。下記の表は、サブメニュー画面の選択肢とその意味です。 設 定 機
32◆ F3 SET F3 SET では各ユーザーの使用環境の設定をします。それぞれのプロファイルは OSD 内に保存され、各ユーザーのログイン時に反映されます。 設定変更をするには、F3 SET の項目をダブルクリックするか、ハイライトバーをこの項目へ移動させ[Enter]キーを押してくださ
33(F3 SET の続き) 設 定 機 能 PORT ID DISPLAY MODE ポート ID 表示方法を選択します。ポート番号のみ(PORT NUMBER)、ポートネームのみ(PORT NAME)、または、ポート番号とポートネームの組み合わせ(PORT NUMBER + PO
34◆ F4 ADM F4 ADM はアドミニストレーターのみが使用できる機能です。この機能によりアドミニストレーターは OSD の操作全体を設定・管理できます。設定を変更するには、画面で F4 ADM をダブルクリックするか、または上下の矢印キーを使ってハイライトバーを移動させ、[Enter]
35(F4 ADM の続き) 設 定 機 能 EDIT PORT NAMES どのポートにどのコンピュータが接続されているか覚えやすくするために、各ポートに名前をつけることができます。アドミニストレーターはこの機能でポートネームを設定したり、編集した
36(F4 ADM の続き) 設 定 機 能 SET QUICK VIEW PORT どのポートをクイックビューポートとして選択するかを設定します。 注意:現在 OSD 画面でリストビューとして選択されているポートのみが表示されます。 ◆ クイック
37◆ F7 SCAN F7 SCAN をクリックするか、[F7]を押すと、オートスキャンモードが呼び出せます。この機能は一定間隔にて設定されたコンピュータを自動的に切替えて表示することができます。これにより、手動で切替える手間をかけずに複数のコンピュータの動作を監視できます。 ◆ F3 SET
38付録 コンピュータ接続台数 以下の表はカスケード接続による CS-88A 導入台数と接続可能なコンピュータの台数の関係を示しています。新たに設備を導入する際の参考にしてください。 MV コンピュータ MV コンピュータ MV コンピュータ MV コンピュータ 1 8 21
39スタッキングとラックマウント ◆ スタッキング CS-88A は四隅についているスタッキング用ブラケットを使用して上下に安定して重ねることが可能です。重ねるときにはブラケットのくぼみがしっかりとかみ合って固定されるようにしてください。
4目次 本マニュアルについて ······························································································································ 6 マニュ
40◆ ラックマウント システムラックへの取り付けは図を参考にして以下の手順で行ってください。 1. CS-88A 四隅のスタッキング用ブラケットを固定しているネジを外してください。 2. 製品同梱のラックマウントタブを、フロントパネル横のネジ穴を使用して固定してください。 3.
41ログイン情報の消去 パスワードを忘れる、その他何らかの理由でアドミニストレーター権限のログインができなくなった場合、下記の手順ですべてのログイン情報を消去することができます。 1. スイッチの電源をオフにして、本体ケースを開けてください。 2. メインボードの下図で示した場所(製品のフロン
42トラブルシューティング 症状 考えられる原因 対処 動作が不安定 電力が不十分でセルフパワーで稼動できていない 電力が不足しています。製品同梱の AC 電源アダプタを接続してください。 選択されたポートに接続されたコンピュータの電源がオフになっている、あるいは何らかの問題が生じている可能
43CS-88A 仕様 機能 CS-88A ダイレクト 8 コンピュータ 接続数 最大(カスケード) 512 ポート選択 プッシュボタン、ホットキー、OSD キーボード ミニ DIN 6 ピン メス ×1 マウス ミニ DIN 6 ピン メス ×1 コンソール側 コネクタ モニタ
44 製品保証規定 本製品および付属のソフトウェア、ドキュメントの使用によって発生した装置の破損・データの損失等の損害に関して、直接的・間接的・特殊な事例・付帯的または必然的であるかを問わず、弊社の損害賠償責任は本製品の代金相当額を超えないものとします。 製品の販売店は、製品および本ドキュ
5OSD ナビゲーション···························································································································· 29 OSD メイン画面
6本マニュアルについて このユーザーマニュアルは CS-88A に関する情報や使用法について説明しており、取付け配置方法、操作方法の全てを提供しています。マニュアルの構成については下記をご参照ください。 第 1 章 はじめに:CS-88A 導入の目的・機能・利益の紹介、またフロント・リアパネル
7第1章 はじめに 製品概要 master view™ CS-88A KVM スイッチは 1 組のコンソール(キーボード、モニタ、マウス)で多数のコンピュータにアクセスすることができるようにするコントロールユニットです。master view™が開発される前は、複数台のコンピュータを 1 組のコ
8製品特長 ◆ 1 組のコンソールで 8 台のコンピュータを切替操作 ◆ 3 段階のカスケードに対応、最大 512 台のコンピュータが接続可能 ◆ ポート切替方法-本体フロントパネルのプッシュボタン、ホットキー、OSD ◆ アドミニストレーター/ユーザーの 2 段階パスワードセキュリティ
9必要ハードウェア環境 コンソール ◆ 接続するコンピュータの解像度に適した VGA、SVGA またはマルチシンク対応モニタ ◆ PS/2 キーボード ◆ PS/2 マウス コンピュータ 接続するコンピュータが以下の装置を搭載している必要があります。 ◆ VGA、 SVGA またはマル
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